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COLUMN コラム
今年のスロット販売について

皆さんご存知のように昨年12月から新基準機を数多く発表してきているパチンコメーカーとは対照的に、スロットメーカーも新基準機( 5 号機)を持ち込んではおりますが検定を通過した機械は未だにありません。それではこれから新台は発売されないかというとそうではありません。なぜならば「サミー」「 NET 」「山佐」などの数社においては検定を通過した旧基準機( 4.5 号機)を数機種程抱えているからです。だからといってメーカー側は、来年一年間旧基準機を販売し続けるということは可能なのでしょうか?ホール側からしてみれば、新基準機よりも旧基準機の方が「コイン単価の高さ」・「台売り」・「台粗」を保てる為販売し続けて欲しいと思うのは当然だと思いますが、スロットの規則改訂が行われたことでおそらく販売し続けるのは不可能ではないかと思われます。もし販売し続けるような事があれば、警察からメーカーに対する指導が必ずあるでしょう。

なぜパチンコメーカーは競って新基準機を持ち込んでいるにも関わらず、スロットメーカーは保通協に持ち込むペースが遅いのでしょうか?理由として「スロットメーカー各社が、以前よりも射幸性を抑えた機械をホール側が買うだろうか?」「どこまでの範囲(射幸性・ゲーム性)でなら検定を通過するのか?」と現在各社の動向を見ているからとも言われております。当然のようにスロットメーカーは販売をしなければ会社として成り立たちません。従って、現在抱えている旧基準機を販売しなければならない状況であるといわざるを得ません。

では今年は各社いつ頃まで旧基準機を発売してくるのでしょうか?噂では各メーカー共に今抱えている機種をすべてお盆商戦までに販売し終えるであろうとも言われております。サミーからは「アラジンエボリューション」「北斗の拳 SE 」「ウルトラマン倶楽部」などのヒット機種の第二弾がおそらく出てくると思われ、それ以外の数メーカーでもやはり検定を通過している機械を小出しにしながら発売するでしょう。 4.5 号機を数多く抱えている NET では 1 ヶ月に2機種発売する計画があるとも言われております。

スロットにおける新基準機では「コイン単価が約 2 円」まで下がり、「 ST ・ CT ・ AT 」の廃止、「リール制御による小役の獲得」の廃止、「技術介入」の廃止が挙げられており、現在のように等価交換では遊技者側としては厳しいスペックになると言われております。従って、先程も述べたようにホール側としても現在より「台売り額の低下」「台粗利の低下」が進んでいく事が予想されます。しかし、今後も 4.5 号機に頼り続けていく事は現実的に考えて困難であると思われます。スロット新基準機の登場によってホール側は「スロットの交換率の見直し」に代表される『顧客を逃さない為の営業手法』の見直しをしていかなければならない時期が来るのではないでしょうか。

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