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COLUMN コラム
最近のスロット人気の低下について

パチンコ店によく顔を出される方は既に気付いてらっしゃると思いますが、最近のパチンコ/スロットにおける遊技者比率がここ数ヶ月で大分様変わりしているように感じます。そう、以前はスロットのみしか遊戯をしていなかった若者たちの中からパチンコユーザーへと変化を遂げている方が多くなっているのです。この原因について多くの方は「パチンコの新基準機がどんどん出ているから」「パチンコのギャンブル性が高くなっているから」とパチンコ人気が高くなっていると考えるのではないでしょうか。私自身も [ パチンコの新基準機 ] がパチンコユーザーの拡大化を進めている事に対して何の疑いを持ちません。しかし、本当にパチンコの新基準機が面白いだけでパチンコユーザーが増え、スロットユーザー数が低下しているのでしょうか?たった 6 〜 7 年間のスロットユーザーである私が偉そうに書くのも少々抵抗感がありますが、現在のスロット人気低下の要因の一つにはスロット機における [ 遊技者の技術介入度(遊技法の幅広さ) ] が関係していると思えてならないのであります。

そうです、技術介入とは一昔前の名機と呼ばれるような「クランキーコンドル」に代表されていた『リプレイはずし』や『 DDT 打法』と呼ばれる打ち方の事です。もちろん現在発売されている機種においても技術介入は盛り込まれております。「それじゃあ問題ないじゃないか!」と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、私は現在設置の多い機種の技術介入と一昔前の技術介入は名前が同じであれど内容は大きく相違していると感じているのです。私自身における技術介入とは「リプレイはずしや DDT 打法が出来ない時代は必死にリールを凝視し、自由自在にリールを止めている人間の白い目に耐えながら『いつかは自分も出来る様になってやる!!!』と何万円もつぎ込み練習することでやっと習得できるもの」なのであります。それに対して今の技術介入は一体何なのでしょう・・・。つい先日も「ポパイ」を遊技していると [ スロットを初めてやっています ] 感がすさまじく出ている 50 代らしき女性が、隣で遊戯している知り合いに [ リプレイはずし ] を教わるとすぐに出来てしまっている様子を目の当たりにしてしまったのです。もちろん当の本人は何が起こっているのかを理解できずに知り合いの言われるがままにリールを止めているのです。これは大問題。なぜなら、この女性は特殊な打ち方をする事で通常遊技よりも多くの出玉を獲得しているのにもかかわらず、何の感動も得ていない。当然です。教えてもらった事がすぐに出来てしまうものに対して感動を持てるはずが無いのです。

人間困難を克服して何かを達成したときに得られる快感は相当なものなのではないでしょうか。少なくとも昔のスロットにおいてはその感動を求める術があったように思えます。

なかには「技術介入度?以前のクランキーやタコスロ、 B−MAX 時代じゃあるまいし今更何を・・・。しかもユーザー数が減少しているこのご時世にさらにユーザー層を狭めるような機能は必要ないだろう」と考えられる方の意見もあるのでしょう。しかし、大切なお金を消費して得られる技術の習得は相当な達成感なのではないでしょうか?確かにスロット初心者が「ジュウジカ 600 式」で周りがリプレイを外すのと同時に 15 枚役を取っており、自分は 15 枚役が揃わなければ、その機種をもう打たないかもしれません。ですが、「いつかは自分も!」と考えて何度も挑戦する人間も居るのではないでしょうか。昔の自分がそうであったように「ボーナスを引いたときからが勝負!」と感じられるような機種が今後出てくることを期待しております。ただし 5 号機では不可能な遊技性能なので、不可能に近いとは思いますが・・・。 5 号機においても困難を克服して得られる達成感があるような機種が発表される事を願いながら今回のコラムを締めさせていただきます。

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